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代謝および環境中動態試験

試験概要

本試験では、炭素1414C)などの放射性同位元素(ラジオアイソトープ)で標識した農薬を動物に投与したり、植物、土壌へ施用、あるいは人工太陽光照射装置で光に曝露するなどして生成される様々な代謝物・分解物をラジオ-HPLCや精密質量分析計など最新鋭の分析装置と様々な手法を使って分析し、化学構造と量的消長を明らかにします。

代謝および環境中動態試験は、放射線使用施設である精密分析棟1において、日本や世界各国の試験ガイドラインとGLPに対応して実施いたします。

受託試験・技術項目

  • 動物代謝に関する試験
  • 植物代謝に関する試験
  • 土壌中動態に関する試験
    (好気的湛水土壌、好気的土壌、嫌気的土壌)
  • 水中動態に関する試験
    (水中光分解動態・加水分解動態)
  • 土壌吸(脱)着性に関する試験
  • 家畜代謝試験(外部モニター)
  • その他の環境中動態・挙動に関する試験
    • 植物体内の移行性
    • 土壌表面光分解動態
    • 水-底質代謝動態
    • 魚介類における蓄積性(生物濃縮性)および代謝試験

主要機器・設備

  • 動物飼育装置および呼気代謝ケージ
  • RI温室(ファイトトロン)
  • 土壌代謝チャンバー
  • 大型キセノン光照射装置
  • 高速液体クロマトグラフ-飛行時間型精密質量分析計(LC-TOF-MS)
  • 放射能検出器付き液体クロマトグラフ(ラジオ-HPLC)
  • バイオイメージングアナライザー
  • 全自動試料燃焼装置
  • 液体シンチレーションカウンター(LSC)
  • オートウェルガンマカウンター

 

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