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免疫毒性試験

試験概要

病原性生物や異物からの侵入を防ぎ、生命の維持に重要な役割を担う免疫系は、破綻すると感染症や癌等のリスクが高くなると考えられます。そのため、近年、農薬等の化学物質および医薬品の免疫系に対する影響が、科学、産業業界に加えて一般社会でも関心を高まっています。

そこで、現在の免疫毒性試験のガイドラインでは、胸腺や脾臓等の免疫担当器官に影響が認められた化学物質について段階的に以下のような検査の実施が奨励されています。フローサイトメトリー

  1. フローサイトメトリーによるリンパ球サブセット解析:脾臓や末梢血(場合によっては胸腺)から採取したリンパ球の表面膜抗原を数種類の蛍光色素抗体で染色し、解析する。リンパ球の種類、割合など調査し、影響を受けた標的リンパ球を特定する。細胞性免疫への影響を検索する。
  2. 特異的抗体産生能測定:羊赤血球(SRBC)に対する抗IgM抗体価を酵素免疫測定(ELISA法)にて測定する。液性免疫系への影響を検索する。

当研究所ではこれらの検査について、GLP対応下で試験を実施しています。その他、血清・培養細胞中の各種サイトカインの定量解析、血中IgEの測定等の検査も実施しています。

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